福祉車両と老齢者向けの車両について

安全装置が搭載されたサポカーの特色について

サポカーについて

サポカーという言葉を最近よく目に耳にするようになりましたが、ご存知でしょうか。

サポカーとは「セーフティー・サポートカー」を省略した呼び方で、これを直訳すると「安全をサポートする車」といった意味になります。それでは、サポカーとは具体的にどのような機能が搭載された自動車のことを指しているのでしょうか。現在、サポカーとして正式に認められているのは、安全性の高い衝突被害軽減ブレーキの機能が搭載された自動車です。

衝突被害軽減ブレーキの機能が搭載された車を運転する場合は、車内に設置されたレーダー装置が働いて、周辺を通る歩行者や自動車の動きを瞬時にキャッチしてくれます。運転中の車と歩行者や他の車がぶつかってしまうリスクがある場合は、警告音が鳴る仕組みです。車内に設置されたレーダー装置が、「他の車や歩行者と衝突する可能性が高い」と察知した場合は、自分で意識してブレーキを踏まなくても安全装置の働きにより自動的にブレーキがかかり、一時的に車を止めることができます。

老齢の方をはじめとするシニア世代の方には、サポカー認定された自動車を選ぶのが望ましいでしょう。若い方や中年世代の方でも、車の安全な走行を優先的に考慮して、サポカーを選ぶケースも増えています。

サポカーと福祉車両の違い

それでは、サポカーと福祉車両とは具体的にどのような違いがあるのでしょうか。冒頭でもお伝えした通り、福祉車両とは身体が不自由な方や介護が必要な方、主に

要支援・要介護の認定を受けた方が乗る自動車です。車椅子に乗った状態で乗れるタイプの車や、助手席のシートが回転するタイプの車もあります。

一方、サポカーはドライバーの安全運転を重視して造られた車であり、安全装置のひとつとしてブレーキの機能性が充実しています。サポカーを購入する際には、経済産業省や国土交通省による補助金制度として、サポカー補助金制度があります。

一方、福祉車両を購入する際には、市区町村による助成金制度、自動車税 (地方税) の減免措置、車両の購入目的で利用できる貸付制度を利用することが可能です。